「日本は常に正しい」という妄念
韓国大法院の徴用工裁判の判決に対する
日本社会の余りに一様な差別的・侮蔑的な反応をみると、
明治以降の日本で確立された唯一の
「ナショナル・アイデンティティ」
が
「何があっても日本(人)は、中国(人)や朝鮮(人)よりは優秀で正しい」
という妄念だけなのではないか…
という大雑把な仮説の正しさを増々確信する。
法理も倫理も全く関係がない。
何があろうと
「日本は知的で冷静な正直者」
で
「奴ら(中国or朝鮮)は愚かで感情的な嘘つき」
なのだ。
これでは、対等の友好関係を結ぶことなど出来るわけがない。