「最近そうなった」のではない
「『新潮45』の編集方針が編集長交代を機に変わり、
記事の方向性がヘイトと偏見に振れた…」
みたいな認識の人が多いようですが、
その方たちは今まで一体何を見ていたのでしょうか。
今まで新潮社が発行する出版物のなかで、
穏健派のメディアや知識人、
中国・朝鮮といった近隣諸国や民族に対する
デマや偏見や憎悪を振りまいていた事に…
本当に気づかなかったのでしょうか。
そしてそれは新潮社だけではなく、
日本の多くの出版社に、ほぼ等しく見られる傾向だということに、
本当に気づかなかったのでしょうか。
そのことを正しく認識し、
社会全体に蔓延している差別や偏見とそこから来る憎悪に
正面から向き合わない限り、
状況はますます悪化していくでしょう。